不妊治療、バセドウ病治療 てるてる日記

低AMH、不妊治療、流産、バセドウ病・・日々の記録。

精子問題無し、フーナーテスト良好の場合でも人工受精は意味があるのか?

数日前に、タイミング法での卵胞チェックの為に病院へ行った。

子供が欲しいと思うようになってから、もう1年半。
自己タイミングで半年経過したものの、妊娠には至らず、1年前に不妊治療病院への通院が始まった。

初めて病院に行ったその日は生理から11日目。
にも関わらず、卵胞は19mmと今日にでも排卵するだろうと言われ驚いた。

排卵は生理から14日目が一般的という浅い知識しか頭になく、排卵検査薬の存在も知らなかった私は過去半年ひたすら13日目にタイミングを取っていた。 

なのに、11日目に
「今日排卵するかも!」なんて言われたら、まさか今までのタイミングは全く合っていなかったという事になる・・

その事実に衝撃を受けたものの、
だが、もし、そうならそうと、
なら、今まではタイミングが合っていなかったから出来なかっただけで、タイミングが合えばすぐに妊娠出来るのでは?と期待をし、実際、自分が人工受精をする事になるなんてその時は思いもしなかった。


そして、病院でのタイミング法は今回で5周期目。
過去にしている4度の卵胞チェックは全て生理開始から10日目か11日目に来院し、排卵検査薬も反応があり、その日から2日くらいタイミングを・・というパターンだった。

しかし今回は、
卵の成長がいつもよりも遅いようで、10日目ではまだ排卵検査薬の反応は無く、卵胞も16mm

とりあえず、金曜までの間に2回のタイミングという指導を受け、診察終了。

・・のはずだったが・・

タイミング指導も5周期目となり、今後の治療方針も含め、
ずっと気になっていた事があったので、先生に聞いてみた。


それは、

①「治療のステップアップはいつ頃、どんな方法でするべきか?」

②「精子の問題もなく、フーナーテストが良好の場合でも人工受精は意味があるのか?」

という2点。

①に関しては、昨年11月にタイミング法から自然妊娠したものの、流産し、
1年前に、AMHが38歳相当という悪い結果もあり、今後のステップアップのタイミングが全く分からずに悩んでいた。

そして、

②に関しては、インターネットで色々と調べてみても、専門医でもこれについては考え方が分かれるようで、自分の信頼している先生の言葉を聞きたかった。

ちなみに、転院前の病院の医師は、

「精液検査が問題なく、フーナーテスト良好の場合で、ちゃんとタイミングを取ることが出来ている場合は、人工受精の意味はない。人工受精は、精子の運動率が悪い場合、抗精子抗体がある場合などが有効になる。」

と、ハッキリ言っており、実際私も当時は3回のタイミングの後は体外受精を、と勧められていた。


今の病院の先生の回答としては、

①「まだ33歳だし、薬も何も飲まずに自然妊娠も経験している。
それを考えると、タイミングをもう少し頑張ってみてもいいとは思うが、やはりAMHが年齢よりもかなり低いのが気になる。
前回のAMH測定から1年経過しているので、再度AMHの検査をしてそれをふまえて、ステップアップも検討しましょう。」


②「確かに人工受精では精液検査で問題ある人やフーナーテスト結果が良くない夫婦の方がやはり成功率が少し高いのは事実。
ただ、全く意味がないからそこを飛ばして体外受精に!とは私は思わない。
妊娠する事は1つ2つだけの原因ではなく、 色々な好条件が合わさった時に、初めて成功するもので、その1つでも欠ければ妊娠出来ない。
精子に問題がないから。フーナーテストが良好だから。という2つの結果だけで、人工受精は意味ないと全て判断するのは違うと私は思うし、実際、同じような状況の人でもタイミングで結果が出ず、それでも人工受精にステップアップして妊娠できた人たちを私は何人も見てきているという実績もある。
ただ、低AMHというのも事実なので、その辺をふまえて人工受精は3回まで!と決めるのがいいだろうと思う。」

という話だった。

人工受精よりも体外受精の法が成功率が高いのは事実だから、本人の希望があればいきなり体外受精という事も可能らしいが、やはりなるべく自然に近い負担の少ない状態で妊娠したいという未練への自分の気持ちの踏ん切りなども含め、先生の言う通りに人工受精を数回試してみようと決めた。

AMHというものを、
不妊治療をする前は全く知らなかった。

ただ、
AMHが低い。
残りの卵子の数が少ない。

という事実が、とにかく重くのしかかり、不安で絶えられなかった。
そもそも卵が無くなってしまったら、妊娠の可能性すら無くなってしまう。
それが、不安で仕方なかった。
この1年。ずっとその事ばかり気になっていた。
AMHが年齢相当だったら、どんなに気が楽だろうと思う。

前回検査から1年経っているので、少なくなっているのは明らかで、またショックを受け、焦る気持ち、不安な気持ちでいっぱいになるだろうと思うと、この検査は2度と受けたくない気持ちがあり、気持ちの準備が出来ていなかったので、今月ではなく、来月、現在のAMHの値を調べる検査をする事になった。