不妊治療、バセドウ病治療 てるてる日記

低AMH、不妊治療、流産、バセドウ病・・日々の記録。

胎嚢が小さいと言われ続けた初めての妊娠。

妊娠初期症状としてよく言われている

インプランテーションディップ

私は初めての妊娠で、両方の経験をした。

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一度下がってまた上がった体温。
生理予定日数日前の茶オリモノ。

生理が来たにしては、早すぎる!と思ったものの、数日たっても生理は来ない。


予定日1週間後から使える!と書いてある検査薬が多いが、私は生理周期が25〜35日の為、いつが生理予定日かハッキリ分からない事もあり、今までは妊娠検査薬のフライングをした事はなかった。

ただ、高温期20日目あたりには胸の張りと乳首痛がひどくなり、過去、乳首痛なんて感じた事が無かった為、妊娠検査薬を試したところ、すぐに濃い陽性反応が出た。

夢のようだった。
毎月毎月、生理がくるたび
もう妊娠するのは無理なんじゃないか?といつも不安に思っていた。


帰宅した夫にすぐに報告した。
2人で喜び、幸せいっぱいだった。
今考えるとその幸せいっぱいで浮かれていた時間はあっと言う間だった。


過去、妊娠の気配すら一度も無かった為、妊娠の経過について調べたりする事は無く私はほとんど知らなかった。

妊娠経過にこんなにたくさんの試練があると思っていなかった。

妊娠4週(4W 6D)
子宮内に胎嚢確認。
胎嚢6mm

☆第一の試練☆
子宮内に胎嚢を確認→クリア

妊娠6週(6W4D)
胎芽、心拍確認。
胎嚢9mm胎芽3mm
心拍確認は感動的だった。

☆第二の試練☆
胎芽の確認→クリア
☆第三の試練☆
心拍確認→クリア

ただ、この時医師より
「心拍の確認も早く出来たし、順調ではあるけれど、胎芽に対して胎嚢が小さくて珍しいパターン」
と言われる。

この時期の胎嚢は、個人差はあるものの成長が大きく、1日1mmは成長するのが普通だそう。

私は前回診察から10日もたっているのに、胎嚢が3mmしか成長していなかった。

胎嚢が小さい=羊水が少ない
という事らしいが、胎嚢を大きくする方法はない為、赤ちゃんの成長を信じて待つしかないとの事。
個人差があり、これからの急成長もありえるとは言われたものの、やはり心配になり、やはりひたすらインターネット検索を繰り返した。

胎嚢小さい
妊娠6週胎嚢9mm    など。

胎嚢が小さいと言われても、途中急成長して無事に出産した人もいたものの、検索すればするほど、それでも胎嚢は私より大きい人が多い事と、私より胎嚢が小さく流産してしまったという結果の人は胎芽や心拍の確認が出来ないまま、という人が多いようだった。

医師が言う珍しいパターンと言うのは、
胎嚢は異常に小さいのに
心拍の確認はそこそこ早く心拍も力強く元気。
胎芽の大きさも小さめではあるものの成長しており、順調である。

という所にあったらしい。
不安で仕方なかった。

妊娠6週(6W5D)
茶オリモノから少量の出血があり、急遽診察へ。
胎芽、心拍無事確認。 
胎芽6mm

私が心配しすぎる為かこの日の胎嚢測定はなし。
出血に関しては鮮血ではなく、古い血が出てきているのだろう、出血=流産とは限らないから気にしすぎないように!という事。
前回診察から3日経過し、胎芽は1日1mm成長しており、相変わらず元気な心拍も継続して確認出来た。

妊娠7週(7W1D)
胎芽の成長を確認。
胎嚢10.9mm、胎芽8mm

胎芽はやはり小さめではあるものの、成長はしているし、問題なし。
変わらず元気な心拍も確認。
ただ、胎嚢が前回診察から、ほとんど大きさが変わっていない事がやはり心配だと指摘され、
「もう少し大きくなったら、周産期センターに紹介状を書くからそちらへ行って下さい」
と言われた。
胎嚢の成長は6日で1.9mm・・

胎芽は大きくなっても、胎嚢が小さいままだと大きくなりたくても出来ずそこで胎芽の成長(胎芽の心拍)が止まってしまう事があるらしい。

初めての妊娠で自分のエコー写真しか見た事なかった私は、インターネットで他の人のエコー写真を見てすごく衝撃を受けた!
胎嚢と胎芽の間に隙間がたくさんあり、
胎嚢10.9mmに胎芽8mmでギュウギュウにつまっている私のエコー写真とは大違いだった。

色々気になり調べて、
他の人と比べて落ち込んだり、
出血が出ては不安になったり。
とにかく精神不安定すぎる毎日。

次の診察は、妊娠8週の予定だった。(8W1D)

しかし、その前日の夜。
自宅にて流産してしまった。


過去こんなに辛い経験をした事はなかった。

妊娠すらなかなか出来なかった私は流産してしまった人でさえも、
妊娠出来るって事だけでも羨ましいわ。などと、ひねくれた考えで見ていた事があったのは事実で、そんな過去の自分をすごく反省したいと思った。

流産は本当に辛い経験だった。